米国女子ツアー

横峯が「66」で7位浮上! アマ森田は急降下/米ファイナルQT 3日目

2014/12/06 09:30
7位タイへの浮上で来季出場への可能性を広げた横峯さくら ※画像は「富士通レディース」撮影

フロリダ州デイトナビーチのLPGAインターナショナル(ジョーンズ&ヒルズコース)で開催中の米国女子ツアーファイナルQTは3日目が終了し、39位から出た横峯さくらが6バーディ、ノーボギー、この日のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。通算6アンダーの7位タイに浮上し、来季出場権獲得へ大きく前進した。

横峯は初日「73」とオーバーパーを叩いたジョーンズコースをプレー。2日目まで不調だったショットが「今日はすごく良かった」と冴え渡り、次々とチャンスを演出した。

前半は6番(パー3)のバーディ1つとどまったが、バックナインに入りギアチェンジ。11番の2打目を1m弱、13番(パー5)で5mを決めて3つ目。さらに15番からは2.5m、50cm、2.5mと3連続で奪って加速し、一気にトップ10圏内へと食い込んだ。

「疲れてくると体が開いたり、いい姿勢で打てないようになってくるので、(アドレスの時の)姿勢に気をつけた」というショットの修正を、早くも結果に結びつけた。初参戦のQTの雰囲気にようやく体が馴染んできたことも大きい。「最初はちょっと戸惑いもあったけど、昨日から“こういう感じかな”と雰囲気もつかめたので、今日は自分のプレーがしっかりできたと思う」。

30位からジョーンズコースをプレーしたアマチュアの森田遥は、7番でスロープレーによる2罰打が課されるなど「79」とし、通算6オーバーの102位に順位を下げた。ヒルズコースの有村智恵は「74」と連日のオーバーパー。通算12オーバー138位と、下位から抜け出せないでいる。

首位は通算11アンダーのジャン・ハナ(韓国)。タイガー・ウッズの姪であるシャイアン・ウッズは「67」と5つ伸ばし、通算2アンダー31位タイに再浮上した。

競技は5日間、計90ホールの日程で行われ、上位20人に来季フルシーズンの出場権が付与される。4日目72ホール終了時点でカットラインが設けられ、上位70位タイまでが最終日に進める。