2014年 全米女子オープン

倍返しだ!?宮里美香が目論むメジャー攻略法とは

2014/06/19 08:13
同学年の仲良しコンビ 宮里美香は森田理香子と2日間練習ラウンドを行った

米女子ツアー参戦6年目、2014年シーズンの目標を「メジャー制覇」に定めている宮里美香。その初戦、4月の「クラフトナビスコ選手権」で2日目に流れをつかめず予選落ち。19日(木)開幕の「全米女子オープン」は、そのリベンジをかけた一戦だ。

同じパインハーストNo.2コースで行われた前週の「全米オープン」のギャラリー観戦も行い、最終日には松山英樹の組に帯同するなど、早くから実戦のイメージを膨らませてきた。今週の練習ラウンドでは同学年の森田理香子と連日同組でチェックして回った。

「セカンドショットで、私の飛距離では届かないホールも出てくる。目標はボギーを打ってもクヨクヨしないこと。連続ボギーもあり得る。いかに我慢して、来たチャンスを決めていくかというゴルフをしたい」と、世界一決定戦にふさわしい戦い方を胸に刻んだ。プロ転向直後から米ツアーに身を投じた宮里にとっても、異色のセッティングだという。

ラフを刈り込み、フェアウェイを広く取った今大会に「ヨーロッパにもこういうコースは…」。難易度は確かに高いが、裏を返せばキーポイントは「正直言って、グリーン周りだけです」とシンプルだ。両サイドの荒地も気になるが「ワイヤーグラスは難しいけれど、うまくパンチショットで打てれば」と、さほど苦にしていない。「ただ、引き出しは数多く持っていないと戦えない」。何にせよ、ショートゲーム技術の高さがモノを言うと読んでいる。

今季は米ツアーでいまだトップ20入りも無いが、5月の国内女子メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で最終日まで優勝争いを演じたことは、素直に収穫のひとつになったようだ。「最終日に追いかける立場は初めてだったし、いい経験になった。いまは調子自体は悪くないはず」。メジャーの借りは、メジャーで返す。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)

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