2013年 ザ・エビアン選手権

朴仁妃、快挙への第2幕 「全英での経験を支えに」

2013/09/12 09:46
前人未踏となる年間メジャー4勝へのラストチャンス。朴仁妃が歴史を築くか

8月の海外メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」で、前人未踏となる同一シーズンメジャー4勝の大記録を逃した朴仁妃(韓国)。そして1ヶ月後、12日(木)に開幕を迎えるメジャー最終戦「ザ・エビアン選手権」で再チャレンジの機会を迎える。

加えて今年は、メジャー昇格前ながら昨年の「エビアンマスターズ」を制したディフェンディングチャンピオンという立場。多くの韓国メディアが取材に訪れており、快挙に向けての期待と注目は現地でも大きく膨れ上がっている。

開幕前日のプロアマ日には公式記者会見に出席し、「5つのメジャーのうち4勝できれば、とても素晴らしいこと。最善を尽くしたい」と意欲的。しかし同時に、プレッシャーという見えない強敵との戦いも強いられている。42位に終わった「全英~」でもその影響を否定しなかったが、「今週も、とても大きなプレッシャーがかかると思う」と正直な胸中を明かした。

その上で、「全英での経験が私の支えになると思う。今年はもっと気分を楽にしていきたい」と笑顔を交える朴。1ヶ月前の失望を糧に、歴史的瞬間に向けた再びの戦いに挑む。(フランス・エビアン/塚田達也)

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