選手コメント集／全米女子オープン初日

米国女子ツアーの今季第3戦「全米女子オープン」が27日（木）、ニューヨーク州のセボナックゴルフクラブで開幕。その初日、日本勢6選手が出場する中、宮里美香がイーブンパーでラウンドし、28位タイと最上位に立った。続く1オーバーの37位タイに上田桃子、3オーバーの65位タイに佐伯三貴、上原彩子、4オーバー81位タイに有村智恵、宮里藍が続いている。首位は6アンダーで韓国のキム・ハヌル。

■ 上田桃子 4バーディ、3ボギー、1ダブルボギー「73」、1オーバー37位タイ

「これまでは結果や、それ以外の事にこだわって、技術的にも上げて行きたいなと思ってプレーしていましたが、今日は気持ちよくプレーすることだけを考えて臨みました。今週だけは毎年やっぱり意気込み過ぎて、もうちょっとリラックスしてできたらいいのかなと。（予選）2日間を終えるまでは、目の前の一打に集中したいと思います。グリーンはイメージがなかなか出なかったけど、ロングパットをずっと練習していたので、少しずつ（イメージが）出るようになりました。今日は防げるミスがあったので、もう少し集中力を高めていければボギーも減ると思いますし、一つ一つスコアを伸ばしたいと思います。明日はコースに求められている事を思いっきりやってチャンスを待つのみです」

■ 佐伯三貴 2バーディ、5ボギー「75」、3オーバー65位タイ

「フェアウェイが広いので、ティショットが少し曲がってもいいかなと、気持ちの上で余裕があったかなと思います。今日はセカンドが良くなかったのでこれから修正します。ピンを刺せとまでは言わないですけど、しっかり自分の思った球筋が出せるよう、明日はスタートが遅いのでしっかりやって行きたいと思います。それに今日は3パットを2回しているので、流れを作ることができませんでした。それでも今日は2つのバーディが獲れたことは嬉しかったけど、明日はスコアを伸ばせるぐらいのバーディ数を獲れるように頑張りたいです。手応えはあります。今日は一番“低”として、あとは上がって行くだけだと思っています」

■ 上原彩子 3バーディ、4ボギー、1ダブルボギー「75」、3オーバー65位タイ

「出だしバタバタしたけれども、3番でバーディを決めて、その後流れが良くなるかなと思ったけど、すぐにボギーを打ってしまって･･･、出入りの激しいゴルフでした。いいスタートを決めたいという欲があったと思います。（9番バンカーからのパーセーブは）バンカーショットもイメージ通りに打てて、パーパットも距離が残っていましたが、微妙な距離を沈めてパーだったので意味のあるパーでした。今日は1番スタートということもあって、風もゆるかったですし、比較的いいコンディションでプレー出来たかなと思います。上も伸ばしていますし、明日は午後のトップなので、いい判断をしてしっかり頑張りたいです」

■ 有村智恵 3バーディ、7ボギー、4オーバー81位タイ

「今日は何も考えずにスタートしました。今日のプレーは、『このコースではこういうゴルフをしたらいけない』というゴルフをしてしまいましたね。とにかくグリーン上でボギーを打たない事が課題。今日も本当のピンチは、思い返してもそんなに無かったはずなのに、これだけボギーを打ってしまっているのは掴みきれていないということ。ここは仕方がないというボギー以外を、いかに減らすかが明日の課題ですね。パッティングさえ決まれば、もっともっと攻めて行かれると思うし、距離感やイメージが出ないのは自分のフィーリングの問題、その場その場で集中していきたいです。ショットもミスはありましたが、そこまで大きなミスにはならなかったのは幸いでした。もうちょっとパッティングが良ければ、もっと攻めて行かれると思うので、その辺をしっかりやってきたいです」