2026年 JMイーグルLA選手権

賞金100万ドル増でモチベーション爆上がり 勝みなみ「プロになったからには…」

2026/04/20 11:24
勝みなみが今季2度目のトップ10入りとなる7位フィニッシュ

◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 最終日(19日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)

前日18日、冠スポンサーのプラスチックパイプメーカー「JMイーグル」の会長兼CEOであるウォルター・ワン氏が大会中では異例ともいえる賞金100万ドル(約1億5900万円)増額を発表したニュースは選手たちにも“衝撃”を与えた。賞金総額475万ドル(約7億5600万円)は5大メジャーと最終戦「CMEグループ ツアー選手権」を除けばシーズン最高だから、誰もが色めき立つ。

“ジャイアンツカラー”のウェアで最終日「68」

いつだって素直な勝みなみは「お金、大好きだから。めちゃくちゃテンション上がってました」と笑う。“稼いでなんぼ”の仕事を選び、米ツアーに参戦して4年目。世界中を飛び回る転戦費用は、日本ツアー時代とは比較にならない。「プロゴルファーになったからには、(賞金を稼ぐことが)すごく大事。試合をやってくれることもありがたいのに、賞金も上げてくれて、みんなのやる気の原動力になってると思う。ありがたいと思いながら、少しでも上位に行こうとめちゃめちゃ頑張ってました」。モチベーションを正直に吐露しつつ、スポンサーの厚意に対する感謝も忘れない。

必死に我慢して後半に加速

岩井明愛との日本人2サムとなった最終日は、1つ伸ばして迎えたサンデーバックナインでアクセルを踏み込んだ。14番は残り84ydから58度のウェッジショットをベタピンにつけ、16番(パー5)はフォローの風も吹いて2打目で9番アイアンを握ることができた。グリーンの傾斜を使って右から回り込むように池越えのピン右上3mに絡めたショットは会心だったが、イーグルパットが惜しくもカップに蹴られた。4つのパー5すべてでバーディを奪いながら悔しさたっぷり。最終18番のチャンスも決められず、通算12アンダー7位で今季2度目のトップ10フィニッシュを決めても「全然、満足いってないですね」と言い切る。

リカバリーがさえた

クラブをアウトサイドに上げがちな自らのクセに気を配って丁寧なアライメントを心掛けたショットは、スイングで身体の動きが止まって左に飛ぶケースが多かったという。チェックポイントをシンプルにして良くなっていく過程でショートゲームがスコアメークを支えた。ニアサイドの深いガードバンカーにつかまった終盤17番(パー3)は、手前のカラーギリギリに落としてボールの勢いを殺す絶妙なショットでピンチを切り抜けた。

16番イーグルならもっと稼げたけど…悔しさは次週メジャーで晴らす

リカバリー面の充実は、タフなセッティングでの戦いが見込まれる次週の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアルパークGC)に向けても頼もしい。もちろん大事な賞金13万789ドル(約2080万円)に加え、大舞台につながるプライスレスな手応えを得た。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)

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