2021年 ショップライトLPGA

畑岡奈紗は優勝翌週に予選落ち パット修正へ「目線と位置」

2021/10/03 09:35
午前中にティオフした畑岡奈紗はスコアを伸ばしあぐねた

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目(2日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル (ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

29位から出た畑岡奈紗は2オンさせた前半3番(パー5)でバーディを先行させながら、その後4ボギーをたたいた。「74」と後退し通算1オーバー、カットラインに2打及ばず予選落ち。「ウォルマートNWアーカンソー選手権」に続く2連勝は最終日を残してついえた。

「ショットもパットもかみ合わず、3パットも3回あった。特にパッティングが悪かった」。苦しめられたのはグリーンに尽きる。18ホールのパット数は前日の「31」をオーバーする「35」。硬いグリーン。ボールがピンそばにつかなかったホールが、途端にピンチになった。「ロングパットの距離感やラインがかなり外れている。せっかくバーディチャンスにつけてもそれを決めきれなかったので、悪い流れのまま行ってしまった」

畑岡奈紗は優勝の翌週に予選落ちした

4日間大会だった前年大会で4位に入り、コースへの印象も良くなったところ。「先週、調子が“そこそこ”だっただけに、自分にも期待していたんですけど…」と心持ちが充実していただけに悔しい。

次週も同じニュージャージー州での「ファウンダーズカップ」(マウンテンリッジCC)。パッティングの修正を急ぐ。「目線と自分の向いている位置、読んでいるところが全部ずれている。うまく合わせれば、打ち出したいところにボールを打ち出すことはできるのかなと思います」と、今にも練習グリーンに向かいそうだった。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)

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