2021年 東京五輪

メダル獲得を目指す畑岡奈紗 松山の勇姿に「勇気をもらった」

2021/08/02 19:04
畑岡奈紗があこがれの舞台に立つ

東京五輪 女子事前(2日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)

公式練習日初日となった9日前の24日(土)、すでに畑岡奈紗はここ霞ヶ関CCで練習ラウンドを始めていた。火曜日以降は練習場のみの使用が許可されたが、畑岡は「3日目、4日目と何人かの選手のプレーについて回った」と、キャディとともに男子競技を観戦。コースチェックやマネジメントの確認をしつつ、メダル獲得を目指した松山英樹の勇姿をしっかり目に焼き付けた。

「ファンの方は見に来られていないけど、たくさん応援してくれている方もいると思う。みなさんが国を背負ってプレーしているのを感じられたので、私もメダルを獲れるように頑張りたい」という畑岡。惜しくもメダル獲得を逃した松山だったが、「最後までメダルを目指してやっている姿は、すごく勇気付けられました」と、日本初のメダル獲得を託された女子チームが、男子チームの戦いを引き継いでいく。

稲見萌寧(右)と2人で男子チームの思いも背負って戦う

すでに、この日午前中もコースに出た畑岡は「先週回ったときよりもグリーンの硬さが出てきているし、ラフは今朝刈られていたけど、それでも入り方によっては難しい」と警戒する。前週26日には松山と9ホールの練習ラウンドを行って、その技術と知識をわずかでも吸収した。開幕までの残り2日で、最後の仕上げを行っていく。

これまでメジャー大会では何度も悔しさを味わってきた。今年の「全米女子オープン」では、プレーオフで笹生優花に競り負けた。その悔しさを忘れないため、今週もボールマーカーは会場だったオリンピッククラブのものを使っている。

第1、2ラウンドの2日間は、ネリー・コルダコ・ジンヨン(韓国)という世界ランク1、2位コンビと同組となった。「オリンピックはプロになる前からの夢だったので、1年延期されて待った時間も長かったけど、やっとこの舞台に立つことができてうれしいです」と目を輝かせる。自国開催の五輪。一生に一度かもしれない晴れ舞台で、これまで流してきた汗と涙を喜びに昇華する。(埼玉県川越市/今岡涼太)

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