2021年 全米女子オープン

笹生優花が米ツアーメンバー登録 賞金100万ドルと5年シードを獲得

2021/06/07 14:54
優勝トロフィーを手に

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(6日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)

2008年の朴仁妃(韓国)と並ぶ19歳11カ月17日の大会最年少優勝を成し遂げた笹生優花が米ツアーメンバー登録の権利を行使する。米女子ツアー(LPGA)が「ユウカ・サソウはLPGAツアーのメンバーシップを受け入れました」と発表した

今季からの新規定により、笹生は5年シードを獲得。昨季までノンメンバーがメジャー制覇で得られるシードは2年だったが、今季からツアー登録と同時に5年シードが与えられる。年間ポイントレースにおいても、ツアーメンバーとしてメジャーを勝った選手と同等の扱いを受けられるようになった。

優勝賞金は100万ドル(約1億947万円)。「全米女子オープン」は10年間、ほかの4つのメジャーについては5年間の出場権を獲得した。

国内女子ツアーの賞金ランキングへの加算はないものの、1位には3年シードの特典がある年間ポイントレース「メルセデスランキング」では国内3日間競技の4倍のポイントが付与。一気に800ポイントを加え、合計2182.09ptで稲見萌寧を抜いてトップに躍り出た。

2021年 全米女子オープン