米国女子ツアー

ミッシェル・ウィの今後について

2007/10/16 18:54

気になるミッシェル・ウィの今後についてアナリストのアレックス・ミセリに伺いました。

記者
ミッシェル・ウィは“サムスン世界選手権”で80を切るのがやっとの状態でした。ミッシェルは、今後どうなるでしょうか?」

アレックス・ミセリ
「ミッシェルは大会前に、“もう手首は痛くないし、調子はいい”とコメントしていましたが、それでも79や78といったスコアでは話になりません。そもそも、ミッシェルは手首を痛める前から調子が悪かったですよね。彼女はスイング・コーチのデビッド・レッドベターと話し合い、自分のゴルフを根本的に見直す必要があると思います。そして、早く親離れすることも必要でしょう。両親の代りに新しいアドバイザーを迎えることも考えるべきですね。とにかく、まずレッドベターの言うことを聞くことが大切だと思います。これまでのミッシェルは、レッドベターの言うことに耳を傾けていたようには見えませんでしたが、これからはレッドベターの教えをきちんと守らないと、キャリアで坂道を転げ落ちるだけでしょうね。」

記者
「14才の時に出場した“ソニー・オープン”では、1打差で予選落ちの大健闘を見せましたが、あの頃のミッシェルに戻れると思いますか?」

アレックス・ミセリ
「私はデビッド・デュバルが再びPGAツアーで優勝すると信じていますし、ミッシェルも数年前の調子を取り戻せると思います。彼女の優れた才能と素晴らしい体格は今でも変わりませんから、レッドベターを始めとする人々の助けを借りて、立て直しを図ることが必要です。そうしないと、数年前のミッシェルには戻れないでしょうね。」