2019年 スウィンギングスカート台湾選手権

大会パンフレット表紙に登場 渋野日向子は台湾でも“主役級”の注目度

2019/10/30 06:50
表紙を飾ったメンバーは豪華。渋野日向子は一番右に載った

◇米国女子◇スウィンギングスカートLPGA台湾選手権 事前(29日)◇ミラマー・ゴルフカントリークラブ(台湾)◇6504yd(パー72)

8月のメジャー「AIG全英女子オープン」以来、米ツアー2戦目となる渋野日向子は、台湾でも“主役級”の注目度を誇っている。大会公式パンフレットで、前年覇者のネリー・コルダ、世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)らと5人で表紙を飾った。

コース入りした29日はイン9ホールをプレーし、洋芝の感触を確かめた。会場内に自らの巨大看板を見つけて、「もう少し良い写真を…と思いましたけど(笑)。黒のインナーとかも出ちゃっているし」といいながらも好意的な笑顔をつくった。メジャー制覇後に再び主催者推薦で出場するという異例のルートに、LPGAからも「彼女の初優勝はインパクトがすごかった。間違いなく今週の主役になるわね」(広報担当者)と期待を寄せられている。

ともに初日同組で「全米女子オープン」覇者のイ・ジョンウン6(韓国)、「KPMG女子PGA選手権」優勝のハンナ・グリーンも表紙に載ったパンフレットの出場選手紹介ページでは「彼女の両親は元陸上選手で、アスリートの家系だ」とゴルフ以外についても記述されている。

渋野が今大会出場を発表した直後には、米ゴルフチャンネルが「全英を制したスマイリングシンデレラが帰ってくる」と報道。この日も海外メディアの取材に応じる姿があった。開幕前日の30日(水)に行われるプロアマ戦では大会を主催する企業の会長らと同組。「(海外で知ってもらっているのは)結構嬉しいですよね。でも最初の優勝でかなりインパクトを与えちゃったので」と笑いながらも、「出るからにはトップ10を目指します」と気合を入れた。(台湾・新北市/林洋平)

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