「目標は去年の自分越え」。8勝目を狙うオチョア
―ロレーナ、カパルアへようこそ。マウイに来るのは初めてですか?
ロレーナ・オチョア(以下L・O):こんにちは。数年前にも一度来ているわ。アメリカズ・カップのトーナメントに出場して、場所はプランテーション・コースでした。戻って来られて嬉しいです。
―今シーズンと、このコースに関してお聞かせ下さい。シーズンではロレックス・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー争いのトップを走っていますが。
L・O:とても楽しみにしています。このコースは素晴らしいと聞いていますし、初開催のトーナメントはいつでも楽しみに感じます。ここまででも、環境もコースも素晴らしいところだと感じています。グリーンはとても早いので、全ての選手にとって最高の1週間になると思います。
シーズンに関しては、調子の上がり下がりもありましたが、満足のいく1年になっています。最高の瞬間も多く味わって、でも苦しい時期もありました。ただ人生もゴルフも、そういうものです。良いシーズンの終わりを飾れたらと思っています。
―目標はありますか?
L・O:1年前より良い記録が残せたらと思っています。去年は8勝していて、今年ここまで7勝ですので、まだやるべきことはあります。
―これがアメリカ国内でのフルフィールドでの最後の大会となります。アニカ(ソレンスタム)にとっては本当の最後になるわけですが、これに関してはどう思いますか?
L・O:アニカとプレイするのは、いつでも特別なことなんです。彼女からは多くのことが学べます。彼女にとって最後のプレイとなっているのも確かです。今はみんなが彼女に楽しい時間を送って欲しいと考えていると思います。
私が今この場にいられるのは、彼女のおかげだと思っています。一緒に楽しくプレイし、感謝の気持ちを少しでも伝えられたらなと思っています。
―今はみんなにお別れを伝えながらツアーを回っているとアニカは言っていました。ここ数ヶ月で何か変化に気付くことはありましたか?
L・O:彼女はいつでもアニカなんです。彼女にとって優先すべきことが変わっているだけ。ずっとゴルフだけに集中して高いレベルでプレイし続けることは決して簡単なことではありません。これから彼女が家族と共に楽しい生活を送ってくれることを願っています。アカデミーのことでやりたいことも多いようですし、彼女の気持ちはよく分かります。彼女にとって最高の日々が待っていることを願っています。
―最初にお話頂いたプランテーション・コースに関してですが、このベイ・コースと比べて、何か違いなどは感じますか?
L・O:何も覚えていません。まったく何も(笑)