渋野日向子が“時の人”として会見した日本記者クラブとは？

42年ぶり2人目となる日本人メジャー制覇を果たして6日に帰国した渋野日向子。羽田空港での会見に続き、招かれたのが日本記者クラブ。そもそもどんな組織なのか。

記者会見を主催した日本記者クラブは、日本新聞協会、日本放送協会、日本民間放送連盟の会長が1969年11月に創設した。日本で唯一の「ナショナル・プレスクラブ」で、来日した海外の大統領や首相、日本の政治家、研究者、そして“時の人”となったスポーツ選手など「ニュースになる人」をゲストに招いている。会見には日本新聞協会と日本民間放送連盟に加盟している各社の記者や解説員、記者OBらが参加できる。また各省庁や一般企業の広報担当なども質問はできないが傍聴は可能となる。

スポーツ界では2014年のテニス全米オープンで準優勝した錦織圭、2018年平昌五輪で66年ぶりに男子フィギュア連覇を達成した羽生結弦らが、快挙を成し遂げた際に招かれた。渋野は18年に米大リーグでア・リーグ新人王を獲得した大谷翔平以来のゲストで、ゴルフ界としては初めて。“時の人”への注目度はまだまだ上がりそうだ。