米ツアー組が奮闘 横峯さくら&上原彩子は21位発進
2019/08/02 07:06
◇海外女子メジャー◇AIG全英女子オープン 初日(1日)◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585yd(パー72)
今季メジャー最終戦で、米ツアーを主戦場にする横峯さくらと上原彩子が2アンダー21位と好発進を切った。
9人が出場する日本勢の最後、午後6時ごろにホールアウトした横峯は「スコア的には良かったと思う」と振り返った。中盤に雨が降るなど午後組が全体的に伸び悩む中、4バーディ2ボギー。前週「エビアン選手権」からの航空便にトラブルが起き、開幕前の練習ラウンドは前日の18ホールだけ。「回りながら思い出すホールもあった」と3年前に同会場で開催された全英出場経験が生きた。
来季シード権確保へ、賞金ランキング80位以内(現在85位)浮上への意識もある。今大会は賞金総額が前年(325万ドル)から、約40%増の450万ドル(約4億9000万円)になった。「練習で回ったときはイーブンパーくらいだと思っていた。少し距離が短く設定されたのもあるが、あすもアンダーを出したい」
上がり2連続ボギーで終えた上原は「最後は残念ですけど、まあ悪くはなかったと思う」。ともに元世界ランキング1位のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)、ユ・ソヨン(韓国)と同組になり、流れ良く一時は4アンダーまで伸ばした。「ソヨンも中盤にバタバタしたけど最後にしっかり持ち直して、アリヤは最後に上げて終わった。良いプレーヤーと回れるので、楽しみ」と話した。
賞金ランクは92位。「あすも同じように一打一打に集中したい」と2日目を見据えた。(イングランド・ウォーバーン/林洋平)