キム・ジョンドク、シニア参戦2戦目での優勝なるか!?
2011/08/20 16:49
静岡県にある裾野カンツリー倶楽部で行われている国内シニアツアー第2戦「ファンケルクラシック」2日目を終え、2位に3打差をつけて単独首位に立つのは、今年がシニアデビューとなる金鍾徳(キム・ジョンドク)。
初日を9バーディノーボギーの「61」。2日目も17番までに5バーディを奪ったが、最終18番で3パットをして、36ホール目にして今週初めてのボギーを叩いてしまう。それでも、「大丈夫、大丈夫」と、その表情は努めて明るい。
昨年まで参戦していたレギュラーツアーでは、16戦して予選通過はわずかに4回。「(戦う相手が)息子と同じような年頃」と苦しんだ一方で、シニアツアーでは「楽しい。気持ちよい。リラックスできるし、全然違うね」と、ルーキーとして肩の力を抜いてプレーできている。
今週はショットの調子も良く、「明日ノーボギーで行ければ、バーディは三つ、四つは獲れるから。16~17アンダーで勝てると思うよ」と、さらり。3打差で追いかける奥田とは金がレギュラーツアーで挙げた4勝のうち、1999年の「ダイドー静岡オープン」、同年の「スーパーマリオよみうりオープン」で最終組を一緒に回って競り勝っており、そんな実績も金を後押しする
「明日もゆっくりね。ギャラリーがいっぱいいるのが気持ちいいね」と、シニアツアー参戦2戦目での勝利に挑む。(静岡県裾野市/今岡涼太)
*記事中の記録に一部間違いがあったため、修正しています。(2011年8月24日)