申ジエ「後方にキャディ」の新規則も問題なし
2019/03/09 16:47
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(9日)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)
申ジエ(韓国)は1月に施行された新規則10.2b(4)「キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限」について「ルーティンも何も変わらないし、全く影響ないですね」と話した。昨年までは齋藤優希キャディがティショット時などに後方や、その近辺に立っていた。
齋藤キャディも「(昨年までは)後方に立っていたが、ほとんど話すことはなかったし、関係ない。(新規則でも)何の問題もなくやれているし、キャディの仕事に専念できるのでいいですよね」と話した。
この日は1イーグル1バーディ、4ボギーの「73」でプレー。前半4番(パー5)で20ydから48度でチップインイーグルを決めて「とても大きい歓声でした。楽しい1日でした」と振り返った。
首位の比嘉真美子とは7打差となる通算2アンダー2位で最終日に臨むが「トップとどれだけ差があろうと、ボギーを打たずに挑戦していくのがプロです」と表情を引き締めた。(沖縄県南城市/玉木充)
【ゴルフ規則10.2b(4)】キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限(抜粋)
キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限。プレーヤーがストロークのためのスタンスをとり始めてからそのストロークを行うまでは:
・プレーヤーのキャディはどのような理由であってもプレーの線の球の後方延長線上やその近くに故意に立ってはならない。
・プレーヤーがこの規則に違反してスタンスをとった場合、そのスタンスを解いたとしても罰を免れることはできない。
(※補足の一部)プレーヤーがスタンスを解いた場合、そのプレーヤーは「ストロークのためのスタンス」を始めていたとはみなされない。