国内女子ツアー

女子下部ツアー 世界ランクポイントも“ステップ・アップ”

2019/02/21 20:15
2018年国内女子下部ツアーの賞金女王になった河本結

日本女子プロゴルフ協会は、国内女子下部(ステップ・アップ)ツアーの世界ランキングポイントが今季から、3日間競技に限って従来の大会ポイントに6ポイント加算されると発表した。これは、昨季から始動しているボーナスポイント制度によるもので、すでに中国女子ツアー、台湾女子ツアー、欧州女子下部ツアー、米女子下部(シメトラ)ツアーに付与されている。

■6ポイント増加による変化は?

優勝者の世界ランキングポイントは、大会ポイント(※)が10以下だと2ポイント、11~20は3ポイント、21~30は4ポイント――、と10ポイント刻みで変わる。昨季ステップ・アップ・ツアーの大会ポイントは最大で11だった。今季は17まで上がることが予測される。それにより、一部の大会で優勝ポイントが2から3へ(1.5倍)とアップする。

また、大会ポイントが上がるとポイント配分される選手の数も増える。10以下だと14位まで、11~20だと20位までの選手がその対象となる。

※大会ポイントとは?
大会に出場する選手の世界ランキングと、昨シーズンの同ツアー賞金ランキングの順位によって計算されるフィールドの強さを表すポイント。

■優勝ポイントを比較

昨季の米女子ツアー優勝者の1試合平均獲得ポイント数は53.4ポイント、国内女子ツアーは18.3ポイント、ステップ・アップ・ツアーは2.3ポイントだった。

今季のステップ・アップ・ツアーは3月26日に開幕し、年間20試合が開催される。年間の賞金ランキング上位2人(今季から1人→2人に枠が拡大)には、翌年度の第1回リランキングまでのレギュラーツアー出場権が付与される。