国内女子ツアー

「大変申し訳ない」森田理香子が来季ツアー本格復帰を断念

2018/10/31 14:14

復活を期す2013年賞金女王の森田理香子が、来季ツアーでの本格復帰を断念した。来季のツアー出場権を懸けて行われるセカンドQT(31日~11月2日)の前日、30日午後に体調不良を理由に欠場を届け出。所属事務所を通じ、ファンや契約先企業に向けて「大変申し訳ない」などとコメントした。

森田は当初、三重県の伊勢CC会場で行われるセカンドQTにエントリーし、来季ツアーの出場に意欲を見せていた。体調不良の程度や詳細については明らかにしていないが、所属事務所によると「今は安静にしています」という。

事務所を通じて森田は、「いつも応援頂いているファンの皆さま、ご契約頂いているスポンサー各社の皆さまには大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後は体調管理も含めて、再起に向けて取り組んで参ります」とコメントした。QTの断念により、来季のツアー出場は、主催者推薦(年間最大8試合)での出場に限られるが、現時点では、スケジュールが不透明な状況だ。

森田は2008年にプロ転向後、本格参戦を果たした09年から8年間シード(賞金ランクによる優先出場権)を維持し、第一線でプレーしたが、賞金ランク69位に終わった16年にシード権を喪失。その後は輝きを取り戻せず、今季のレギュラーツアー出場は6試合(最高29位)にとどまった。