「とても幸せな一週間」22歳の金澤志奈が自己ベスト5位
2018/05/13 18:29
◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 最終日(13日)◇福岡CC和白コース(福岡)◇6292ヤード(パー72)
昨年のプロテストに合格した89期生の金澤志奈(22歳)が通算5アンダーで5位。ツアーでの自己ベストと、自身初のトータルアンダーパーフィニッシュに「とても幸せな一週間でした」と微笑んだ。
前週からアドレス時の球の位置を、球1個半分くらい右寄りに変えてショットが安定。「今週はそれに慣れればという感じだったけど、うまくはまってくれた」という。「1Wもそこそこ安定していて、セカンドが楽に打てた。グリーンのラインも読みやすかったし、よく入ってくれました」と、雨が降った最終日も3アンダー「69」とスコアを伸ばした。
勝みなみ、新垣比菜ら実力者が揃う1998年生まれの黄金世代と同じ89期生。年齢こそ3つ上だが「(新垣)比菜ちゃんが優勝したときもすごく嬉しかったし、みんな一緒に戦っていきたい」と活躍もよい刺激になっている。「今シーズンは1勝することが目標。私も頑張りたい」と意気込んだ。
とはいえ、「性格もそうだけど、攻めたり、バーディを獲りに行くぞ!みたいなのはできないので」と、しゃべる口調も穏やかで、持ち味は「ボギーが少ないゴルフ」と自己分析。「なにか食べるようにしないと痩せちゃう」と、体力をつけるために、しっかり食事を摂ることを課題にあげた。(福岡県福岡市/今岡涼太)