質素で地味だった…新垣比菜は初優勝シーンを後悔?
2018/05/02 19:31
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前情報(2日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)
前週「サイバーエージェント レディス」でツアー初優勝した新垣比菜は、反響の大きさにビックリしたという。LINEは200通ほど来て、父の博昭さんによると、優勝した日は携帯が鳴りやまないほどだった。
健気なツアールーキーは、前日までの2日間を使い「結構頑張って、一通り返事をしたんです。そしたら今度はその返事が返ってきていて」と、おどけ気味に明かした。中学時代の同級生ら地元・沖縄の知り合いからの連絡も多く、「すごく久しぶりの人だったり、沖縄のほかの人たちからも『感動したよ』って言われて。すごくうれしかったです」。
一方、「『沖縄でこれだけニュースになっているよ』って、知り合いからニュース動画が送られてきて」と自らの優勝シーンを映像で確認すると「質素…というか地味で」と苦笑い。シャイな19歳は、ウィニングパットを決めても派手なアクションを起こさず、右手を挙げて小さく喜びを表現した程度。「次に優勝したときは、もっとアクションできたら良いと思います」と、笑わせた。
この日はゲストとしてプロアマ戦に参加した同郷の宮里藍さんと優勝後に初めて会い、「おめでとう。良かったね」とハグされた。「ずっと憧れの人」と喜んだ新垣は、疲労はあるとしたが、国内メジャーに向け「もちろん(2週連続優勝が)理想ではありますが、まずは優勝した後でしっかり予選を通りたい。トップ10に入りたい」と、冷静に意気込みを口にした。(茨城県つくばみらい市/林洋平)