2018年 フジサンケイレディス

「迷いながら打った」勝みなみは勝負所で痛恨3パットダボ

2018/04/22 18:09
勝みなみはパットに泣いて優勝争いから後退

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 最終日(22日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6376yd(パー71)

プロ初勝利が遠のいた。ルーキーの勝みなみは首位に1打差と迫った17番(パー3)で1mのパーパットを外すと、返しとなる50cmのボギーパットもカップにけられた。勝負どころでたたいた痛恨のダブルボギーに「ずっと迷いながらパターを打っていました。まだ優勝するときじゃなかった」と肩を落とした。

3日間のパーオン率は72%を記録し「全体的にショットはよかった。本当にパットだけですね」と渋い表情で課題をあげた。14番までに6つスコアを伸ばし、ファンからも「あと1打差」の声が飛んだが、グリーン上の力不足を実感した。

6バーディ、1ダブルボギーの「67」。通算7アンダー5位で終え、アマチュア時代の2014年「KKT杯バンテリンレディスオープン」以来となる優勝はならなかった。「きょう4アンダーで終わることができたのは評価したい。少しずつ順位も上にきているし、パットがよくなったら優勝も近くなる」と最後は前を向いた。(静岡県伊東市/玉木充)

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