国内女子ツアー

清元登子氏が死去 不動裕理、大山志保、古閑美保らを指導

2017/09/27 16:04
不動裕理、大山志保、古閑美保らを育てた清元登子氏(写真左) ※撮影は2009年「ヨネックスレディス」

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は27日、同協会顧問でツアー通算8勝(アマ1勝を含む)の清元登子氏が今月16日に誤嚥性肺炎のため神奈川県横浜市内で死去したと発表した。78歳だった。

清元氏はツアー制度が施行される前の1973年に「トヨトミレディス」を制し、アマチュアとしては初のLPGAツアー優勝者となった。74年のプロ転向後、78年「日本女子オープン」などプロとして通算7勝を挙げた。ツアーの一線から退いてからは協会役員を歴任し、95年から1年間は会長として女子ゴルフ界の発展に尽力。今年、日本プロゴルフ殿堂入りを果たした。

コーチとしての評価も高く、同じ熊本県出身の不動裕理古閑美保大山志保を若いころから指導し、3人はいずれも賞金女王を獲得するほどの実力を身につけた。