2017年 ニトリレディス

森田理香子が今季初のトップ10 「練習してきたことが出せた」

2017/08/27 18:33
復調気配を感じさせた森田理香子は6位

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(27日)◇小樽CC (北海道)◇6548yd(パー72)

2013年の賞金女王が復調気配を漂わせた。8位から出た森田理香子が4バーディ、5ボギーの「73」と1つ落としたが、通算3アンダーの6位で終了。2016年10月の「富士通レディース」(6位タイ)以来となるトップ10フィニッシュを決めた。

「今回はウェイティングリストから運良く出場できて、いいスコアが出せたのは大きい。練習してきたことがコースで試せました」。後半に入り4つのボギーを叩いたが、16番では180ydから5Iで6mにつけてバーディ。難しいスライスラインをねじ込み、「結構曲がりました。ラッキーみたいな感じでした」と振り返った。最終日の16番のみで設定されているバーディ賞(セコムの食30万円分/複数均等割り)も見事にゲットした。

難関コースで知られる小樽CCで、今季14戦目にして初のトップ10入り。パーオン率も4日間を通して75%とショットは安定しており、「緊張すると体が動かなくなってショットが曲がったりしたけど、癖もわかったので、プラスになったと思います」と手応えは十分だ。

あす28日からは復調の感覚を手に残したまま、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」(我孫子GC)の最終予選に臨む。(北海道小樽市/玉木充)

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