2017年 スタジオアリス女子オープン

藤本麻子が児童養護施設の子どもたちをコースに招待

2017/04/08 19:19
藤本麻子が地元の施設に入所する子どもたちをコースに招待。取り組みへの思いを語った ※撮影は初日

◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン 2日目(8日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6293yd(パー72)

岡山県津山市出身の藤本麻子が大会2日目、地元にある児童養護施設に入所する子どもたち15人をツアー観戦に招待した。3月上旬に、藤本がマネジメント事務所を通じて日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と大会主催者に要望書を提出。賛同を得て実現した。

藤本が児童養護施設と関わりを持ったのは5年ほど前から。クリスマスにスナッグゴルフ一式やお菓子、遊具をプレゼントする活動を続けてきた。

「私がプロになれて、ここまで頑張れているのは親(の支え)があったから。微力でも、スナッグゴルフを通じて親がいない子どもたちの将来の夢につながればいいな、と思って始めました」

今後も「もちろん来てほしい」と述べ、「協会や大会側の協力もいるので、いろいろと話し合っていきたい」と、トーナメント会場への招待の継続的な取り組みに意欲的だった。

藤本は48位から出た2日目に3アンダー「69」と伸ばし、通算1アンダーの20位タイで決勝ラウンドに進んだ。(兵庫県三木市/塚田達也)

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