国内女子ツアー

“ハマの番長”へ再び弟子入り QTトップ通過の三ヶ島かな

2016/12/18 19:00
イベントに参加した(右から)三ヶ島かな、飯島茜、笹原優美。会場に詰めかけたファンとの交流を楽しんだ

12月初旬に行われたファイナルQT(最終予選会)をトップで通過し、2年連続のフル出場権を手にした三ヶ島かなが18日、今年からウェア契約を結ぶ「ジュン アンド ロペ」のイベントに参加。東京都新宿区の百貨店「小田急ハルク」で、同じ契約プロの飯島茜笹原優美とともにレッスンや写真撮影を行い、約2時間半にわたりファンとの交流を楽しんだ。

花が咲いたのは、やはりウェアの話題だ。3人のうちで最も契約歴が長い飯島は「私が好きなスカートの種類が多いし、履きやすい。ハイソックスの種類も多いので、試合が楽しみになるんです」とポイントをアピール。三ヶ島も「スカートが多いので人気が出ると思う」と、すっかりお気に入りの様子だった。

三ヶ島は今年、QTランク5位の資格で初めてツアーにフル参戦。約1700万円を稼いで存在感を示したが、賞金ランクは55位にとどまり、惜しくも来季シード(50位以内)には届かなかった。

もちろん来季の目標は、330万円ほど足りずに獲得を逃した「シード権」だ。年明け早々に始動する予定で、今シーズン限りで現役を引退した元プロ野球・横浜DeNAベイスターズ投手の三浦大輔さんが率いる、若手プロ野球選手の自主トレに参加する考えだ。共通の知人を通じて紹介された三浦さんとは昨年のオフもともにし、「食生活への意識も高まるし、すごく刺激をもらえる」という。ブレークへの期待も高い20歳が“ハマの番長”指導のもと2年目の躍進を狙う。(編集部・塚田達也)