国内女子ツアー

有村、諸見里が来季出場権へ順調スタート/セカンドQT初日

2016/11/02 17:56
来季のツアー出場権獲得を目指して有村智恵が予選会に出場(※2016年「日本女子オープンゴルフ選手権競技」2日目)

国内女子ツアーのセカンドQT(2次予選会)が全国4会場で始まり、1次予選会通過者やプロテスト合格者ら367人が、2017年シーズンの出場権へ向けてスタートした。通算13勝の有村智恵や同9勝の諸見里しのぶら、今季出場試合数が限られ、賞金ランクでも上位に届かなかった選手が出場している。

有村は上位43人までがサードQT(3次予選会)に進める「JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部」(岡山県)で出場して、1バーディ1ボギー「72」でイーブンパー7位発進。上位42人まで通過の「高坂カントリークラブ」(岩殿コース/埼玉県)で出場した諸見里は、3バーディ4ボギーの「73」で1オーバー12位。かつて賞金女王を争った注目の2選手は初日、どちらも順調な滑り出しを決めた。

高坂CCでは今年のプロテストをトップ合格した永井花奈も出場し、3バーディ1ボギー「70」で2アンダー4位。さらにスポット参戦した「ヤマハレディース葛城」で3位に入り、話題となったユン・チェヨン(韓国)も1アンダーで6位につけた。

同QTは3日間で競われ、計169人が3次へ通過。3次でさらに絞り込まれ、ファイナルQT(11/29~12/2、千葉・東急セブンハンドレッドクラブ)の順位で来季の優先出場権を獲得する。