メジャーでもひるまない 濱田茉優と森美穂が上位に粘る
2016/09/09 20:31
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(9日)◇登別カントリー倶楽部(北海道)◇6750yd(パー72)
初日に1位、2位スタートを決めたツアー未勝利の濱田茉優と森美穂の2人が、苦しみながらも上位に踏みとどまった。ともに「75」で回った2人は、濱田が通算1アンダーとして首位と1打差の2位。森はイーブンパーの6位で決勝ラウンドへと進出した。
「昨日と変わらず、コーチと決めたことをやろうと思った。それでアカンかったらしょうがないと決めていた」という濱田は、バーディなしの3ボギーにも納得の笑顔を見せた。
「明日からは自分よりももっともっと上手い選手と回れるから、しっかり見て勉強して、今後につなげていける試合にしたい。イ・ボミさんや、テレサ・ルーさんと回ってみたい」と語った夢は、さっそくルーと同組になった3日目に実現する。
一方の森はインスタートのこの日、終盤の8番(パー3)で唯一のバーディ奪取。「チャンスもあって、なかなか決められないホールが多かったけど、最後にやっと来てくれた。苦しい展開でも最後まで気持ちを切らさずにできたのが、最後のバーディになったと思う」と微笑んだ。
ツアー未勝利の2人だが、メジャーの舞台でもひるむ気配はない。「明日は最終日につながるゴルフをしたいです」と語った森は、きっぱりと視線を上げた。(北海道登別市/今岡涼太)