国内女子ツアー

3冠達成の勝みなみ 2020年に向け地元もバックアップ

2015/12/14 16:38
目指せ東京五輪! 地元のバックアックを受けフィジカル強化中の勝みなみ

日本ゴルフ協会(JGA)は14日、都内ホテルで「JGAナショナルチーム慰労会・ノムラカップ祝勝会」を開いた。今年ナショナルチームのメンバーとして活躍した勝みなみ(17=鹿児島高校2年)、新垣比菜(16=興南高校2年)らが参加した。

6月「日本女子アマチュアゴルフ選手権」を制し、10月「日本女子オープン」でローアマチュア(11位タイ)を受賞した勝は、2014年「日本ジュニアゴルフ選手権」制覇を含め史上6人目の“3冠”を達成。「嬉しさもあります。でも(プロ)ツアーで2勝目を挙げられなかったのが悔しい」と振り返った。

来季の課題については「フィジカル、特に下半身を鍛えます」と話した。現在は地元・鹿児島にある高牧カントリークラブの一室をトレーニングルームとしている。同ゴルフ場のオーナーの厚意により、月に29日から30日ほど使用が可能。主に土日に足を運んでいるという。「好きに使わせて頂いている。練習用の器具も用意してもらっています」と明かし、充実した環境でフィジカル強化に励んでいる。

地元で強力なバックアップを受ける勝は「(トレーニングは)長期的なものです。東京オリンピックでメダル獲りたい」とし、最大の目標という2020年に目を向けた。(東京都品川区/林洋平)

来シーズン、米下部シメトラツアーを主戦場とすることを明かした永井花奈(写真左から3番目)
来年は米国下部ツアーに出場しつつ、日本のプロテスト合格に挑む永井花奈(写真中央)