私たちが盛り上げる! ホステス・宮里美香&木戸愛が意気込み
千葉県の森永高滝CCで31日(金)に開幕する「樋口久子 森永レディス」に、宮里美香と木戸愛がホステスプロとして出場する。前日のプロアマラウンド終了後には2ショット撮影に笑顔で対応。明日から始まる本戦への意気込みを語った。
森永製菓がスポンサーとなった2011年から4年連続出場となる宮里は、初年の6位タイが最高位。以降2年間は25位、24位と優勝争いには絡めていないだけに「結果で恩返しをしたい」との言葉にも力がこもる。
昨年までは主戦場とする米ツアーを掛け持ちしながらの参戦だったが、今季は賞金ランクの低迷(前週終了時点で91位)により終盤戦の出場資格が降りてこず、10月上旬から日本滞在が続いている。前週も都内でショッピングを楽しむなどリフレッシュ。心身ともに万全の状態に整え「プレッシャーの中で自分のプレーができれば最高。楽しみながら優勝争いできるように頑張りたい」と3日間の展望を掲げた。
一方の木戸は、12年の契約から3年目のホステス参戦。この2年間はいずれも予選落ちに終わっているだけに、今年にかける思いは、やはり強い。
前週終了時点の賞金ランクは38位。今季はアプローチやショットの不調から優勝争いに絡めていないが、昨年オフから師事している男子プロゴルフ・芹澤信雄の指導を、徐々に復調への手応えに変えつつある。
現在はアプローチからの流れでショットの修正にシフト中。「今はそれを信じてやっている。今週は結果が求められていることは重々承知しているし、この試合がターニングポイントになればいい。そこは強い気持ちを持って、自信を持って思い切りチャレンジしたい」。
今週は、賞金ランクトップを走るアン・ソンジュ(韓国)、日本勢最高位の4位につける成田美寿々、前週優勝の大山志保のほか、森田理香子、横峯さくらが欠場。ツアーの主役たちがそろって不在となるだけに、ホステス勢にかかる期待はいっそう高い。(千葉県市原市/塚田達也)