イ・ボミが連覇へ弾み! ツアーで初のホールインワイン
2014/09/11 19:29
37年ぶりの大会連覇に向けて、弾みをつける1発が飛び出した。国内女子ツアーの今季メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」初日。ディフェンディングチャンピオンのイ・ボミ(韓国)が、前半12番(パー3/150ヤード)で記録したホールインワンを含む「71」でプレーし、首位と2打差の1アンダー9位タイと上々のスタートを切った。
ジュニア時代に2回、プロ転向後は練習ラウンドで1回。日韓を通じてツアーでは自身初となる生涯4回目のエースは、メジャーの大舞台で生まれた。11番バーディ直後の12番パー3。8番アイアンから放たれたボールはピン手前10ヤードほどにキャリーし、そのままカップイン。「入って嬉しかった」と笑顔でハイタッチを交わし、序盤3ホールを終えて一気に3アンダーまで伸ばした。
「32」で折り返した後半は、「風が難しかった」と4番(パー3)でダブルボギーを叩くなど「39」と崩れたが、前半の貯金を生かしてのアンダーパー発進に、「何とかアンダーで回れて良かった。2連覇を目指して、明日からも頑張りたい」と上機嫌。初日からギャラリーを沸かせたビッグプレーが、快挙達成への吉兆となるか。(兵庫県三木市/塚田達也)