森田理香子は出遅れ ホステス連覇に早くも黄信号
2014/06/12 19:21
兵庫県の六甲国際GCで12日(木)、国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」が開幕。サントリー契約で前年覇者の森田理香子は2バーディ、5ボギーの3オーバー76位と出遅れ、ホステス連覇に早くも黄信号が灯る滑り出しとなった。
出遅れの要因に挙げたのが、森田がもっともこだわる部分でもあるスイングの乱れ。「スイングが分からないままになっている状況。コースで考えてしまっている時点でダメ」と、自身を厳しく戒めた。
強い風雨に見舞われた午前組からスタートした森田は、前半12番(パー3)でピン奥1メートルのバーディパットがカップに蹴られ、絶好のチャンスを逃す。17番(パー5)では、フェアウェイから約120ヤードの3打目をグリーン右手前バンカーにショートさせるミスショット。スコアを伸ばしたい難易度14番目のパー5でボギーを叩き、前半でリズムに乗れないまま、後半のアウトもズルズルと後退を強いられた。
前週「ヨネックスレディス」開幕前にホテルのドアで右手薬指を挟み、欠場を強いられたケガの影響は「ありません。大丈夫です」と即座に否定。それでも「明日からは良い方向に行くように、考え過ぎずにやっていきたい」と、声のトーンは最後まで沈み気味だった。(兵庫県神戸市/塚田達也)