脱“安全第一”宣言?記録ストップの横峯再起動
2013/08/22 17:24
先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で連続予選通過記録が101試合で途切れた横峯さくらが、今週開催の「CAT Ladies」で仕切り直しの一戦を迎える。週末から今週の月曜日までは休みに充て、翌火曜日からコース入り。前日にはプロアマ戦に出場し、最後の調整を終えた。
自身のブログには激励と記録を称える書き込みが数多く寄せられ、「褒めていただいてすごく嬉しかった。大記録だったんだなと思った」としんみり。その一方で、「私自身のプレッシャーも無くなるのかな、と思う」と、現状をプラスに捉えてもいる。
実際、1つずつ積み重ね、重みを増していった連続記録は、横峯本人の自覚がないうちにプレーの質を変えてもいた。「“あと1打でヤバイかな”という時は、パーを狙いつつバーディが獲れたらいい。そんな感じだった」。必要以上に予選通過を意識するあまり、いつしかプレーが“安全第一”になっていたという。「最近は結果を出せていなかったし、いつも間にかそんな風になっていたのかな・・・」。
「今週からは思い切って出来たらいいですね」。記録という呪縛から解放された横峯が、晴れやかな笑顔とともに再スタートを切る。(神奈川県箱根町/塚田達也)