2013年 meijiカップ

プロテストトップ合格 倉田珠里亜がプロデビュー戦

2013/08/08 18:01
先週のプロテストでトップ合格。倉田珠里亜が今週、北の大地でプロデビュー戦を飾る

今月1日(木)に行われた2013年の女子プロテストを経て、新たに20人の女子プロゴルファーが誕生。通算8アンダーでトップ合格を果たし、今季レギュラーツアー14試合の出場資格を得た倉田珠里亜(くらた・じゅりあ)が、今週開催の「meijiカップ」でその初陣を飾る。

記念すべき明日のプロデビュー初日は、アウトコース、午前8時のトップ組から井芹美保子イ・ボミ(韓国)と同組でスタート。「ペアリングを見たらトップスタートだったので、少し緊張してきました・・・」と、やや硬い表情。「雰囲気に飲みこまれないように、自分のプレーができればいいと思います」と、自らに言い聞かせるように明日のティオフ見据えた。

北海道での競技は、2010年に高校生で出場した「日本女子アマチュアゴルフ選手権」以来、約3年ぶり。北海道特有の不慣れな洋芝については「そんなに気にならない」と言うものの、「グリーンとかは北海道独特。思った感じで打てていても入らないことがあるので、外してもイライラしないようにしたい」と警戒を口にした。

今年の7月14日で20歳を迎えた倉田の同世代には、今季2勝を挙げ、先週の「全英リコー女子オープン」を7位タイで終えた比嘉真美子がいる。「私もすぐに活躍できたらいいけど、難しいと思う。先も長いし、ゆっくりでいいと思います」。先ゆくライバルへの意識はひとまず抑え、「今週は、とりあえず予選突破を目標にしたい」と、自らの足元を見つめながらプロの第一歩を踏む。(北海道北広島市/塚田達也)

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