2013年 アース・モンダミンカップ

横峯さくら、序盤は苦戦も100試合連続予選通過に“王手”

2013/06/28 20:28
序盤は予選カットラインが背後に迫る展開も、連続予選通過記録を「99」に伸ばした横峯さくら

上位、下位を問わず、大きくスコアを伸ばす選手が続出した「アース・モンダミンカップ」の2日目。1アンダーの38位タイからスタートした横峯さくらは、前半インの15番までパーが並び、パープレーを続けていても予選カットライン(60位タイ)が背後に迫る苦しい展開を強いられた。

重い空気を振り払ったのは、16番パー4のビッグプレー。グリーン手前のカラーから20ヤードのアプローチをジャストタッチでカップに沈め、チップインバーディで流れを掴む。直後の17番では5メートルのチャンスを決めて連続バーディを奪い、ようやく安全圏に足を踏み入れた。

後半にも1つ伸ばし、この日3バーディ、ノーボギーの「69」。終わってみれば通算4アンダーの19位タイで決勝ラウンドに進み、連続予選通過記録を『99』に。節目となる100試合連続に王手をかけた。

「区切りの良い100試合(連続)は、もちろん目指していきだいですね」と、次週の「日医工女子オープン」での達成を見据える横峯。とはいえ、「その前にあと2日あるので頑張りたいです」と、もちろん意識を置くのは明日から迎える決勝ラウンド。「自分のプレーをしないことには(優勝に)届かない。明日はしっかり自分のプレーをできるように」と気合いをこめた。(千葉県袖ヶ浦市/塚田達也)

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