2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン

スイング調整から復調の若林 連覇に向け「やるべきことをやる」

2013/04/18 20:42
プロアマ後の練習では、両足にスイングの癖を矯正するゴムバンドを装着する場面も・・・

明日19日(金)から開幕する「KKT杯バンテリンレディスオープン」にディフェンディングチャンピオンとして迎える若林舞衣子が、前日の18日(木)に行われたプロアマトーナメントで18ホールをラウンドし、最終調整を行った。

先週の「スタジオアリス女子オープン」では、開幕戦に続く今季2度目の予選落ちを喫した若林。「先週は予選落ちしちゃったんですけど、今週はようやくいいイメージでスイングできています。ちょっとずつ良くなっているかな」と、復調の兆しも見え始めている。

この日はプロアマトーナメント後、同じ岡本綾子門下生の森田理香子とともにレンジでショットの調整を行った。自身のスイングで新しいことにチャレンジしていることを明かした若林は、森田が使う練習器具を「試させてもらいました」と装着。「2人は全く違ったスイングですが、同じ練習器具でも、意識する部分が異なれば、それぞれに作用するんですね」と興味を示していた。

昨年は、後続に2打のリードをつけ、約3年半ぶりとなるツアー2勝目を飾った今大会だが、「(連覇は)あまり意識しないで、やるべきことをやる」と、足はしっかりと地に着いている。プレーにおいては「ティショットの置き場所、グリーン周りが重要になってくる」と攻略法の模索にも余念は無い。「コース全体の中で、いいイメージ、悪いイメージのホールはそれぞれありますが、集中してやってきたいです」と静かに意欲を口にした。(熊本県菊池郡/糸井順子)

2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン