国内女子ツアー

有村智恵&原江里菜が仙台でクリスマス会

2012/12/21 17:12
楽天イーグルスの練習場で行われたクリスマス会に参加した東北高出身の原、有村。

宮城県・東北高出身の有村智恵原江里菜が21日(金)、仙台市のクリネックススタジアム宮城で行われたプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスと共催したクリスマス会に参加した。

東日本大震災で被災した石巻市立大須小学校の生徒や家族、また仮設住民を含めた約30人を招待して行われた同イベントは、有村と佐伯三貴が今年8月に楽天野球団の立花陽三社長と面会したのをきっかけに企画。佐伯はこの日、残念ながら欠席となったが、急きょ原が駆け付けた。

楽天・嶋基宏捕手、辛島航投手とともにまずは子供たちと昼食。その後の質問コーナーでは、原が小学生に耳打ちして、有村に好きな男性のタイプを問うと「まず、お仕事をちゃんとしていて、私よりも背が高い人。ちなみに募集中です。募集中です!誰も聞いてない…募集してます!」と猛アピール。それに対し、若きサウスポーの辛島投手が「ゴルフが上手で、僕より背がちょっと低くて、すごい賞金を稼いだりしている人。何でも言うことを聞きます。2人のようなキレイな人」と持ち上げた。

楽天の嶋捕手、辛島投手とともに笑顔でゲームを楽しんだ。

その後は室内練習場でストラックアウトとスナッグゴルフのゲーム大会。短い時間ながら、終始笑顔のまま大いに交流を楽しんだ。

このイベントについて有村は「今はプレゼントをあげる年齢になったけど、今日はみんなから元気をもらったような気がします。1人だとなかなか行動に移せないけど、今回お話をいただいて、スポーツは違うけど、みんなで盛り上げて行けたらという思いがあった」とコメント。来シーズンに本格参戦する米女子ツアーに向け「初めて参戦するけど、いい成績を残さないと、なかなか日本に届かない。しっかりとニュースが子供たちにも届くように頑張りたい」と意気込んだ。

一方の原は「一日はしゃぎっぱなしでした。私は2日前に(出席が)決まったけど、楽しかった。ゴルフでは、なかなか子供と触れ合うことが出来ないので良かった。今年は2シーズンぶりにシードに復帰したけど、優勝を目標にして、達成できなかった。来年は優勝を目指して頑張ります」と2008年以来となる待望の通算2勝目獲得を誓っていた。