国内女子ツアー

宮里藍が、ついにプロ転向を表明!!

2003/10/07 09:00

東北高校(宮城県)3年で18歳の宮里藍が、7日(月)に同校でプロゴルファー転向を表明した。明日8日にも日本女子プロゴルフ協会(東京・銀座)に、選手登録を行い正式にプロゴルファーとして認定される。

9月に行われた「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で、アマチュアとして30年ぶりに優勝を果たし、史上最年少優勝記録も更新した。アマチュアが優勝した場合、4週間以内にプロ転向すれば、1年間のシード権が与えられる。宮里はその第1号となる。

宮里の表明を受けた女子プロゴルフ協会樋口久子会長は、「プロ宣言をしていただくこと小耳にはさんでおりましたので、正式に発表されて本当にうれしく思います。多くのゴルフファンは宮里さんのプロ宣言を待ち望んでいたと思います。宮里さんは、魅力的で素晴らしい選手ですし、試合で力を発揮して精一杯頑張って欲しいと思います」

宮里が優勝した直後から、遠まわしではあるがプロ転向を勧めてきた。コメントからも分かるが、樋口会長としてはノドから手が出るほど欲しい逸材だったといえる。近年は男女問わず試合数が減少したり、ギャラリー数も下降していた。低迷する日本のゴルフトーナメントに明るい話題となるが、すぐにトッププロの仲間入りを果たせるのか注目される。