選手コメント集/日本女子オープンゴルフ選手権 事前
■ 馬場ゆかり(ディフェンディングチャンピオン)
「コースは昨年ほどラフが深くないですが、フェアウェイを外すと難しいし距離もある、メジャーらしいセッティング。私自身の調子は決して悪くはないけど、今年は良い結果を残せていないので、少しずつ調子を上げていければいいですね。(不調の要因は)クラブに試行錯誤したり、まだ30歳にはなっていませんが、腰が重かったり、最終日になるにつれて体が重くなったり。クラブは、8月に去年のアイアンに戻してから良くなったし、ドライバーは先週から違うものを試して、やっと自分の球が出始めてきたと思います。もっと調子が良ければ自分にも期待を持てるんでしょうが、まだ5、6割の手応えなので、良いきっかけが作れば自分の中では100%だと思います」
■ ヤニ・ツェン(世界ランク1位)
「疲れはまったくありません。大好きな日本に1年半ぶりにこられて、日本の友人やファンの皆様に会えて本当に嬉しいです。(コースは)タフの一言。こんなに狭いフェアウェイは私のゴルフ人生の中では間違いなく初めて。ショットの正確さを求められるコースだと思うけど、ティショットはドライバーでいく予定です。仮にラフに入っても、ショートアイアンの方があの長く太いラフは攻めやすいし、自分の持ち味である飛距離をとことんアドバンテージに変えていきたいですね。(ひじの調子は)少し違和感がある程度。コースの土が硬いのと、ラフが太いので少し心配はありますが大丈夫だと思います」
■ 申智愛(米ツアー2連勝中)
「(先週は宮崎県のフェニックスCCで合宿)木曜日に来日して、日曜日までいました。女子オープンにかける自分の想いは強く、集中的に練習しました。フィーリングは良いので、今週も引き続き、良い結果が出ればいいなと思います。このコースはメジャーならではのコースセッティングですし、フェアウェイは狭くて、グリーンも小さいのでショットの正確性が試されると思います。ショットの調子は良いので期待感も強いし、ワクワクしています。(手術した左手首は)イギリスは硬いフェアウェイだったし、体力的にも限界だと思うほど激しい戦いでした。手術した部分も心配だったけど、1週間休んで体調も整えてきたので、コンディションは良いと思います」