国内女子ツアー

選手コメント集/LPGAプロテスト最終日

2012/07/26 18:45
「とにかく上を見て戦い抜いた」と話すのは城間。セルフコントロールが功を成したと4位タイで合格を手にした。

城間絵梨 通算2アンダー、4位タイ

「初日が終わって、トップを狙いたい気持ちを抑えて、目の前の1打に集中しようとやっていました。2日目終わった時点でトップと6打差でしたが、カットラインはあまり見ないようにして、とにかく上だけを見てプレーしていました。今はうれしいというか、ホッとしています。近い目標では、テストが終わったのでQTに向けて調整して、プロゴルファーといっても試合に出られなければ意味がないので、出場権を獲れるように頑張ります。いつか絶対にアメリカに行きたいので、世界でも勝てるプロになりたいですね」

「オーバーで終わるつもりはなかった・・・」と悔しさを滲ませたが、喜びも徐々に込み上げはじめて・・・

比嘉真美子 通算1オーバー、8位タイ

「初日から不調が治らず、後半につれて悪化する感じでした。そんな悪いプレーが続いていたので、今日は特に苦しい1日でした。この3日間、自分らしいゴルフはできませんでしたね。悔しくて、苦しくて、耐えるみたいな(笑)。でも前向きにプレーするように心掛けました。ティショットが制御できないくらいに曲がり始め、これは自分でも驚いたくらいです。プロテストは、トップ通過以外はあまり考えていませんでした。アマチュア時代のことはリセットして、プロとしてどれだけこれから成長できるか、世界で戦いたいという目標に向けて練習していけたらと思います」

「震災があって、精神的に強くなった」と話す岸部。支えてもらった方のためにプロになるという、大きな目標をクリアした

岸部桃子 通算4オーバー 18位タイ

「初めてのプロテストで、カットを考えないでやっていたし、精一杯やったので落ちても仕方ないと思ってやりました。力が入ってしまってショットも左ばかりいくし、ショートパットも外したけどなんとか『75』で回れてよかったです。3日間を振り返って楽しんでまわれたと思います。震災の時(地元福島)にいろんな人に支えてもらったので、その人たちのために頑張ろうと思って。達磨やお守りを頂いて(笑)、そのひとたちのためにプロになろう!と思って頑張りました。プロゴルファーとして試合に出て、常に上位にいる選手になりたいです」