原江里菜は4打差、復活勝利へ望みをつなぐ
2012/04/21 19:17
「フジサンケイレディスクラシック」2日目を終えて、通算9アンダーで飛び出した飯島茜を僅差でひしめく後続が追う構図。その1人に、4年ぶりの復活勝利を狙う原江里菜が留まった。通算5アンダーは首位に4打差、6位タイからの逆転に挑む。
首位に1打差で迎えた2日目は、「ティショットの感触は昨日の方が良かった」と4バーディ、2ボギー。「(もっと)伸ばしたかった」と不満の表情を浮かべたが、「(ショットを)直せば、明日は良いスコアに繋がると思う」と最終日に巻き返すプランはイメージできている。
首位に4打差とはいえ、ひとつのミスが命取りになる屈指の難コースが舞台だけに、まだまだ望みは捨てていない。加えて、明日は雨風ともに強まるという荒天が予想されている。「川奈では、まだチャンスが無いわけではない。上位のスコア次第ですが、ひとつでも上に上がれるように頑張ります」。明日の悪天候に不安を口にする選手が多い中、原は復活勝利への光を見出している。(静岡県伊東市/塚田達也)