三塚、勝利を逃すも「先が見え始めた」

「ニトリレディス」最終日を、首位に1打差の7位タイで迎えた三塚優子。2年5ヶ月ぶりの勝利への期待を背に受けてスタートしたが、「ショットがやばかった。半端なく右に、左に曲がってしまった」とスコアメイクに苦しみ、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「75」と崩れ、通算イーブンパーの18位タイに沈んだ。

だが、18位タイは今シーズンのベストフィニッシュ。今週の平均ドライビングディスタンスでは1位になるなど、三塚らしいプレーが戻りつつある。自身も「先が見え始めてきた」と復調を実感している様子。「来週、再来週は面白いと思いますよ」と、久々に自信を込めた言葉も飛び出した。

三塚が言う再来週には、今季メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が控えている。「選手権あたりにピークを持って行きたいですね」。三塚に覇気が戻ってきた。（北海道苫小牧市／塚田達也）