工藤公康氏の長女・遥加、ホロ苦いプロデビュー
2011/08/26 19:51
今週の「ニトリレディス」で晴れてプロデビュー戦を飾った、プロ野球・工藤公康投手の長女、工藤遥加。公康氏もコースにかけつけ、愛娘の記念すべきプロ初ラウンドを見守った。
「気分的には最高でした。“プロか、見とけよ!”という感じで」。しかし、スタートホールの10番パー5。2打目をフェアウェイに運んだものの、ボールは不運にもディボット跡の上に。3打目のアプローチがダフり気味に入り、4オン2パットのボギー発進とする。
このボギーを皮切りに、「競技では初めて」という4連続ボギー。「アプローチも寄らず、ショットにも焦りがでてきた」とその後もボギーを重ね、17ホールを終えて9ボギー。最終9番で4mを沈めて意地のプロ初バーディを奪ったが、「苦しかったですね・・・」と、108位タイに沈む“ホロ苦い”プロ初ラウンドを振り返った。
「プロデビュー戦だから、と関連づけたくない。練習不足なだけです」と自らを戒める工藤。「課題も見つかりました。今日のことは今日と忘れて、これから練習をして明日に繋げたい」と気持ちの切り替えに努めていた。(北海道苫小牧市/塚田達也)