2011年 ニトリレディスゴルフトーナメント

中断のサイレン音の判断を誤り、3人が失格に

2011/08/26 19:48

朝から爽やかな晴天に恵まれた「ニトリレディス」初日。しかし、正午前から厚い雲が空を覆いはじめ、午後1時39分に雷雲接近のために一時中断。コース中に、大きなサイレン音が鳴り響いた。しかし、この中断のサイレンの判断を誤り、8組目を回る村田理恵大谷奈千代、37組目を回る福田裕子の3人が失格となった。

中断のサイレンには2種類があり、日没サスペンデッドなどの急を要さないケースでは『短い間隔のサイレン』。危険を伴う気象状況などによるケースでは『1回の長いサイレン』と定められている。前者は、選手の判断によりプレー中のホールを終えることができるが、後者は即座にプレーを中断しなければならない。

今回の雷雲の接近は後者にあたり、鳴らされたのは1回の長いサイレン。3人はサイレン音は耳に入っていたというものの判断を誤り、その後もホールアウトまでプレーを続けてしまったことで、ゴルフ規則6―8b(委員会決定による中断の場合の処置)の違反により失格となった。

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