国内女子ツアー

アン・ソンジュ、貫禄のバーディフィニッシュ

2010/10/08 19:23
最終18番でバーディを奪ったアン・ソンジュ

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の初日、首位と1打差の3アンダー3位タイの好スタートをきった韓国のアン・ソンジュ。前半は6番でのバーディ1つで静かなゴルフだったが、後半に入ると11番パー3でバーディ、12番はボギーとするが、13番で再びバーディを奪った。

そして最終18番パー5で3打目のアプローチをピン奥2mに付けると、下りのラインを読みきってバーディを奪い右手を握り締め気合のこもったポーズで締めくくった。

「ティショットでフェアウェイを外してしまうことが多く、凌ぎながらの我慢のゴルフ。コースが難しいですね」とラウンド後に語るアン。それでもウェッジやパッティングのショートゲームでスコアをまとめるところは、さすが現在賞金ランキング首位の貫禄だ。

「明日以降ティショットでフェアウェイを外さないことが重要ですね。でも、もしショットを曲げてしまっても、今日のようにショートゲームでスコアを作っていけば、とも思っています」。難しいコースという表現はしつつも、ラフで苦しむ多くの選手とは異なり、どんな状況でもパーをセーブする自信がその表情からも伝わってくる。