吉田弓美子が失格 クラブ超過で対応ミス
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 初日(6日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6611yd(パー72)
ツアー7勝の吉田弓美子が大会初日の2ホール終了後にクラブ対応の不備で失格となった。規則4.1C「クラブをプレーから除外するための手続き」に違反した。吉田のツアー競技での失格は2014年「日本女子オープン」以来。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、午前7時に10番ホールからティオフした吉田は11番の2打目を打つ前に「クラブの本数が多いように感じた」が、競技の進行を考慮してプレーを続行。11番でのプレーを終えたあとにクラブの本数を数え、15本入っていることを確認したのちに12番のティイングエリアで競技員を呼んだ。
プレーヤーはクラブの超過などに気づいた時点で、同伴競技者に不使用のクラブを申告する必要がある。吉田はそれを怠ったとして失格になった。申告していれば4罰打は科されるものの失格にはならなかった。
【ゴルフ規則4.1b】(一部抜粋)
14本のクラブの制限
→違反の罰:ストロークプレーの罰は2罰打(最大4罰打)。プレーヤーは違反が起きた各ホールに対し、一般の罰(2罰打)を受けるが、1ラウンドでは最大4罰打となる(違反が起きた最初の2ホールにそれぞれ2罰打を追加する)
【ゴルフ規則4.1c】
クラブをプレーから除外するための手続き
(1)ラウンド中に、プレーヤーが規則4.1b(14本のクラブ制限)に違反していることに気付いた場合、プレーヤーは除外するクラブを明確に示す行動を次のストロークを行う前に取らなければならない。
・プレーヤーは除外したクラブを使ってラウンドの残りでストロークを行ってはならない
・プレーから除外するクラブが別のプレーヤーのクラブである場合、その別のプレーヤーはそのクラブを使い続けることが出来る