国内女子ツアー

ただの好スタートじゃない!?<上田桃子>

2007/05/18 18:00
大会側が用意するハウスキャディを初めて帯同する上田桃子

国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の初日が18日(金)に行われ、今季1勝を挙げ、賞金ランキング2位で韓国の全美貞を追う上田桃子が、首位と2打差の5アンダー3位タイと好スタートを切った。

5アンダーノーボギーと、万事順調に終えたように思える初日。だが、一日を通して上田の心中は穏やかではなかったようだ。過去のトーナメントにおいて、常にツアー経験豊富なプロキャディを帯同させてきた上田。しかし、今週は登録時のミスによりプロキャディを使用できず、大会側が用意するハウスキャディを初めて帯同させることになった。

ホールアウト後の会見で「2回くらい、番手を迷うことがありましたね。自分では(コースが)わからない部分もあったし、考える時間も多かったし・・・」と、やはり戸惑いは隠せなかったという上田。しかし「今回は自分の判断だけでプレーしましたが、ほとんどミスジャッジがなかったということは、自信になりました」と、周囲に頼ることなく自身の判断だけで好スコアを叩き出せたことに、さらなる可能性を見出せたようだ。

また、この日6アンダーの単独2位とした諸見里しのぶにも言及し、「しのぶも久々に上位に来て、彼女もそろそろ爆発してくるでしょう。負けないように頑張ります」と話した。