国内女子ツアー

ここでは、私に悪い流れなど来ないんだ!/藤田幸希

2007/06/24 18:00
前半では笑顔が耐えなかった藤田幸希だったが・・・

国内女子ツアー「プロミスレディス」の2日目を終え、単独首位からスタートした藤田幸希がこの日もスコアを伸ばし、2位との差を4打差に開いて単独首位をキープ。大会2連覇に王手をかけ、明日の最終日を迎える。

この日は前半にロングパットが要所で決まり、3つスコアを伸ばしてバックナインへ。しかし、前半だけで3つ伸ばせたことが、藤田にとって重い足枷となってしまったようだ。 「“もっと伸ばしたい”という欲が出てしまったし、ものすごく緊張してきちゃって・・・。とにかくティショットが曲がるんです。もう、前に飛んでくれればいいや、っていう感じでした」と、スコアとは対照的に、内心はヒヤヒヤだったようだ。後半でフェアウェイに乗ったホールは13番と16番だけだったということだが、それでもなんとかパーで凌ぎ切り、スコアの上では3バーディ、ノーボギーと見事なもの。

「本当にコースに助けられている感じです。ここでは、どこに飛んでも何かが助けてくれる、私に悪い流れなど来ないんだ、と思ってプレーしていました」と、再三のピンチをパーで凌げたことは、コースとの相性の良さのお陰であることを強調していた。

「今日これだけ緊張しちゃったから、明日はもう少しラクにできると思います。4打差は関係ないですね、意識すると守りに入ってしまうので。明日は攻めて行きます!」

コースとの相性の良さへの確信を、より深める結果となった2日目。本当にコースが助けてくれているのか否かは、明日の最終結果で明らかになるだろう。