2つのティペグを使い分け 青木瀬令奈「メリハリのあるゴルフ」
2022/08/26 18:04
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 2日目(26日)◇小樽CC (北海道)◇6655yd(パー72)
青木瀬令奈が7バーディ、4ボギーの「69」でプレーし、通算5アンダー3位で決勝に進んだ。
「頭を使いながら2日間やりました。難しいところは無理に攻めず、チャンスが来たらしっかり攻める、メリハリのあるゴルフでした」
難コースで知られる小樽CC攻略に一役買ったのが、2つのティペグ。通常の木のタイプと、それよりも太くて長いプラスチックのタイプを使い分けた。
「キャリーを出す場合や、ランをあまり出さないような大きなボールを打ちたいときは普通の木の方を使う。太い方は抵抗がある分、スピン量が少なくなる。低いボールで打つときは太い方を使う」と5月からこのスタイルに落ち着いていることを明かした。
この日、パー3は木のタイプ、それ以外の9割のホールでプラスチックのタイプを手にした。前半17番パー3は木のタイプで、5UTで1mにつけてバーディを奪った。
ティショットの狙い所が狭い2番パー4は太いティペグを使い、「ロースピンのフェードでガッツリ打ちました」。右ラフにつかまりボギーをたたいたが、臨機応変に使い分けた。
「この小樽に育てられてきた。残り2日間しっかりとアンダーを出せるゴルフができたらいい」。7月「資生堂レディス」に続く今季2勝目へ力を込めた。(北海道小樽市/玉木充)