吉田優利は成長を実感 「今年の自分の方がレベルは上」
2022/07/31 18:25
◇国内女子◇楽天スーパーレディース 最終日(31日)◇東急グランドオークGC(兵庫県)◇6616yd(パー72)
吉田優利が12位から出て6バーディ、ノーボギーの「66」で回り、通算14アンダー6位でフィニッシュ。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ4日間を終えた。
前半、3番(パー3)でバーディを先行させると、4番(パー5)で2連続。パー5、パー3と続く7番、8番で2度目の連続バーディを奪った。後半もさらに2つのバーディを重ねたが、17番(パー3)と18番(パー5)ではともに2mのバーディパットを決めきれなかった。「本当に悔しい。でも、外したくて外しているわけではないので、その詰めが甘いところをもっと練習していきたい」
初日こそ「71」だったが、2日目からは「69」「68」「66」と徐々に調子が上向きになっていった4日間。「今週はショットがパラついていたけど、それがだんだん良くなっていった。(調子が)悪い中でもスコアメークできたのは良い点だけど、悔しい部分もあったので次につなげたい」と冷静に振り返った。
開幕前には「去年の自分を超えたい」と話していた。昨年の自身の優勝スコア「-18」には届かなかったが、「悪い状態の底上げができたので、今年の自分の方がレベルは上っている」。ツアー初優勝を果たした思い出の大会で、1年前からのステップアップを実感できた。
次週からは避暑地での3日間大会が3週続く。「短期決戦になるので、初日からスタートダッシュを切れるように」と力強く話した。(兵庫県加東市/内山孝志朗)