2022年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント

原英莉花 師匠ジャンボの言葉は「優勝した重みがジワッとくる瞬間」

2022/03/09 14:12
アウトコースを確認した原英莉花

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 事前(9日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

原英莉花が3歳下の“妹弟子”の5打差逆転Vを喜び、笑顔を見せた。前週の2022年開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)で、同じ男子プロの“ジャンボ”こと尾崎将司に指導を受ける20歳・西郷真央がツアー初勝利を挙げた。

「(西郷が)17番でバーディをとったときに『ウォー!』と思った。昨シーズンも私よりも優勝争いしていたし、もう本当におめでとうという感じです」。この日のクラブハウスではハイタッチをかわして祝福の言葉をかけた。

師匠のジャンボは西郷について「プロの中でもそのゴルフ頭脳はトップではないかと思うときがある」と絶賛した。

ツアー4勝の原も「ジャンボさんからの言葉って、成し遂げた時、すごい時にしか頂けない言葉なので、優勝した重みがジワッとくる瞬間」。門下生にとって男子ツアー94勝のレジェンドの言葉は特別だ。

苦手コースで結果を出したい

1週でも早く師匠からの“言葉”を頂戴するために意気込む原はこの日、アウトコースを確認して調整した。

2019年大会は予選落ち、21年大会は棄権。コースとの相性は悪いが「ゴー!ゴー!という感じじゃない。頑張って粘ってパーをとっていくゴルフかな。今年は石橋をたたいてゴルフしたい」と表情を引き締めた。

「グリーンも硬いし、自分のいる場所とグリーンで違う風が吹いていたりして、ジャッジが難しい」。初日は西郷と同組。太平洋からの強風を攻略し、ジャンボ一門“連勝”を目指す。(高知県香南市/玉木充)

カメラマンに向かってピース

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