国内女子ツアー

「気持ち良く振れなかった」けど 佐藤心結は8位で最終日へ

2021/11/04 18:30
佐藤心結は合格圏内の8位でプロテスト最終日を迎える(Ken Ishii/Getty Images)

◇国内女子◇最終プロテスト 3日目(4日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)

プロテスト初挑戦の佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)は3バーディ、4ボギーの「73」とし、通算イーブンパー8位で最終日に進んだ。

厳しいピンポジションの中、3日目を終えてアンダーパーは111人中、わずか7人。「きのうよりはチャンスが半分以下だった。その中で、このスコアにまとめることができたのは良かった」と冷静に話した。

出だし1番でボギー。6番からも連続ボギーをたたいたが、8番では103ydから50度で5mにつけて「下りをジャストタッチで読み切った」とバーディを奪った。

「振り返ってみると、フェアウェイキープ率が7回と半分だったのが、バーディチャンスにつけることができなかった要因」

10月「スタンレーレディス」でプレーオフを戦ってアマチュア優勝に迫った18歳だが、「きのうよりは肩に力が入っていたし、いいスイングもできてなかった。気持ち良く振れていなかった」とプロテスト独特の緊張感に苦しんだ。

泣いても笑っても、残り18ホール。「きょう1オーバーで上がることができたのはいい方。好位置につけている。目の前の一打に集中していたら、結果もちゃんとついてくると思う」と前を向いた。